社会・文化

中国のニセモノ文化、日本はどう見るか

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中国の流行語の一つに「山寨」という言葉がある。もともとは山のとりでを指したこの言葉だが、現在は、ニセモノやコピーなどの「パクリ」商品を指す言葉として広く用いられている。このような製品や現象に対する中国人のイメージは、「見た目は派手だが質は悪い」といった否定的なものである一方、「価格も安いし売り出しも早い」という肯定的なものでもある。中国の「山寨文化」は国内を席巻し、海外にまで広がりつつあるという。外国人はこのような現象をどのように見ているのだろうか。「国際金融報」が伝えた。

 

50年代から60年代にかけての日本も、クオリティーは少々劣るが価格が安い製品によって発展を遂げた。ソニーやトヨタなどの発展も小さな作業所から始まっている。中国市場では現在、日本製の電気製品はデジタルカメラやゲーム機を除いて成功を収めていない。日本の商品では主に、アニメや漫画、ゲーム、ライトノベル、ドラマなどの文化コンテンツが、中国の「パクリ」の対象となっている。

 

日本では数年前、北京にある某テーマパークが話題となった。ほとんどディズニーランドのコピー版とも言えるこのテーマパークには、「聖闘士星矢」や「ドラえもん」などの日本の漫画キャラクターも勢ぞろいしていた。もちろん著作権などおかまいなしだ。日本のテレビ局はこの情報を聞くとすぐに取材に訪れた。その報道は、著作権侵害を問題とするものである一方で、「ディズニーランドのニセモノ」を面白おかしく紹介するものでもあった。

 

卵型カプセル入りのおもちゃは、日本のキャラクター産業から生まれた独特な文化の一つだ。中国の漫画・アニメ雑誌もこれを模倣し始めている。中国のアニメ雑誌「動画基地」は06年、日本のゲームソフト「Fate/stay night」の特集を組み、ゲームに登場する「セイバー」のフィギュアを付録につけた。かわいいキャラクターが「邪神」のようになったこのフィギュアは、できの悪さで大きな話題を呼んだ。

 

予想外だったのは、この「邪神」が国内で話題となっただけでなく、日本でも大きな話題となったこと。日本最大の掲示板サイト「2チャンネル」はこの話題で持ちきりとなり、「邪神」の絵を描くファンまで現れた。5元もしなかったこのフィギュアの値段は1000元以上まで跳ね上がったという。キャラクターを設計した宮川武氏は、中国の漫画家を通じてこのフィギュアを手に入れ、原作の隣において友人に自慢しているという。

 

ただ、中国のニセモノ文化が日本側の著作権を侵害していることは確かだ。中国若手作家の小説「幻城」は日本の漫画「聖伝」の盗作だと言われるし、湖南テレビでは日本の漫画「花より男子」を模倣したドラマが撮影されているという。だが今後、著作権保護が厳格化されるにつれて、こうしたニセモノ文化は消えていくことになるだろう。

「人民網日本語版」2009年3月31日

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