北京生まれ商人の特徴
1 官僚的な北京人 北京は中国の長い歴史の中で政治の中心地であり北京市民は政府と政治に強い関心を持っているといわれます。彼らの人生観は権力への追及が他の地域より遥かに強いのが特徴でしょう。 北京人の経営者は国有企業の経営者として実績を挙げて政府の高官になろうと考える者も多く、会社の利益を不問しても政府主導のプロジェクトに積極的に取り組もうとする傾向があります。 このため、自分の昇進の為になる外資とのビジネスは積極的に推し進めますが、逆の場合は慎重な姿勢を見せます。北京の商人がリスクを極度に恐れると言われる理由はお金の利益よりは実績の評価に重みを置くからでしょ。 2 大きいが好きな北京人 中国では北京人の特徴をさして(大気)と言います。何ことに対しても度胸がよく気力がたくましいという意味です。 北京人は北方人特有な大雑把な性格があり、相手の弱点や不謹慎さなどは大目にみてくれますが、細かいところにくよくよするタイプは北京人から嫌われやすいです。特に小さい処まで拘る日本人には不快感を覚えるときが多いと聞きます。このような性格のせいか、利益が小さい、もしくは利益の回収期間が長いなどの案件には興味を持たずにスケールの大きいプロジェクトや大金が動く商談があると自分の実力を忘れて飛び掛る傾向もあります。こうした北京人に対して他の地域からは<大事幹不来、小事又不幹>大きな事をやり遂げる能力もないし、細かいことをやる気もないとの皮肉を浴びせる事もあるそうです。 3 交渉を好む北京人 北京人とビジネス交渉をする際に注意すべき事は、実利よりも(面子)面目を立てる方が重要であるが北京人の性格の特徴といえば、<砍大山>(雑談にふける)という熟語に尽きますが、とりとめのない世間話が大好きで、交渉を楽しめるゲームの一種に過ぎないと言った感じにさえ受け取れる事があります。時には議論の為の議論や戦争の勝負に固執するあまりに肝心な交渉目標を失っています事もしばしばあります。 時には相手を説教すりょり、相手に自分の弁舌の才を見せるようにも見受けられますが、彼らの発言の中でどこまでが事実でどこまでが誇張なのかを見極める必要と交渉の方向性と時間をコントロールする事が大切です。 特に口下手で生真面目な人は北京人との交渉は不向きと言えます。 李陽根博士の演説より
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